非接触で手軽にアプリ・URLへ誘導できる。

例えばスマホの操作に慣れていないシニアや小さな子ども、
片手に子どもを抱えている、ハンバーグを作っている、など「絶賛手が離せない状態」の人も、
NTAGカードにスマホをかざすだけで
Youtubeの動画を再生したり、天気予報をみることができます。
便利ですね！

「NTAG」とはNXP社の登録商標で、一般的には「NFCカード」とも呼ばれています。
NFCカードは、近距離無線通信（NFC）規格に対応したICチップを搭載したカードの総称です。
最近増えている、非接触でレジで「ピッ」と決済するクレジットカードも、実はNFCカードの1種となります。

URL（情報）を後から書き換えられる。カードごとに異なる指定ができる。
NTAGにはもう1つメリットがあります。
それは「後から情報を何度でも書き換えられる」という点です。

QRコードの場合、URLごとにQRコードを発行する必要があるため、
カードに印刷したQRコードのURLを後から変更することができません。
しかし、NTAGカードであれば、後から自分で専用アプリからURLを変更することができます。

例えば「運用中に、途中でURLが変わってしまった！」という場合、
QRコードではURLの転送、または
QRコードの再印刷が必要となりますが、
NTAGカードでは専用アプリから、簡単にいつでも、何度でもURLを書き換えることができます。
これも地味に便利ですね！

また、NTAGカードは100枚あれば100枚すべて異なるURLを指定することも可能です。

例えば、このカードは「天気予報」。
このカードは「Youtube」、このカードは「Amazon」など、それぞれに指定ができますので、
バリエーション豊かな指定ができます。
例えば、スマホの操作が難しい状態の人にとっては、かざすだけで見たいものを見せてくれるので、
医療・介護などの現場でも、今後活用シーンが増えるかもしれません。