メンバーズカードを印刷する前に！検討すべきポイントとは|メンバーズカードの印刷に関する豆知識

メンバーズカードとは

メンバーズカードイメージ

その名の通り、ある組織や団体の一員であることを証明するカードであり、会員証とも言われます。具体的には、○○協会などの会員であることを証明するカードや、一般小売店や大型チェーン店でメンバー登録して作成するカードなどがあげられます。様々なところでメンバーズカード（会員証）が利用されており、たくさん商品を買ったりサービスを利用することで、デザインの豪華なVIPカードがもらえたり、ポイントカードのように割引や特典のサービスがついていたり、そのデザインや機能も様々です。

デザインやつけたい機能によって、カード素材を選ぼう

カードの素材も様々なものがあります。標準的な素材は、クレジットカードや銀行のキャッシュカードなどにも使用されているPVCプラスチックカードです。こちらは厚みが0.76mmあり、しっかりとしていて、高級感のあるカードになります。その他には、厚みの薄いテレホンカードのような材質のサーマルカード、リライトカード、ロイコリライトカード、クリスパーカードといった種類のあるPETカードがあります。日本カード印刷では、PVCカード：PETカードが6：4程度の割合で、メンバーズカードの印刷を承っています。
メンバーズカードを印刷する際、PVCカードを選ぶべきかPETカードを選ぶべきかは、悩むところの1つだと思います。カードを作る際に重視したいポイントや、付けたいオプションによって、おすすめできるカードは違います。何を基準にして考えるべきか、参考事項をまとめてみました。

PVCプラスチックカードが適しているメンバーズカード

メンバーズカードイメージ

持ち歩かなくてもいいカード

ポイント割引制ではなかったり、お店を利用する際にメンバーズカードを掲示する必要のないカードは、PVCプラスチックカードがおすすめです。
よく持ち歩くカードが全てPVCプラスチックカードだと、財布がパンパンになってしまいますよね。ですが家に置いておける場合は、分厚くても邪魔にはなりません。

デザインを重視したいカードイメージ

デザインを重視したいカード

PVCプラスチックカードは、PETカードよりオプションの幅が広いです。VIPカードなどに使いやすいマットブラック加工、金属的な質感で高級感を出せるヘアライン加工、箔押し加工などのオプションはPVCカードでのみ行うことが出来ます。また、磁気オプションもPVCカードでのみ、お付けすることが出来ます。アパレル関係のショップでデザインにこだわりたい場合や、高級感のあるVIPメンバーズカードを印刷したい場合は、PVCプラスチックカードが適しているでしょう。

丈夫さを重視したいカード

PVCプラスチックカードは製造の過程で、カードの表面・裏面の印刷を行った後、透明のオーバーシートを約100℃のプレス機にかけて、40分放置してから打ち抜くという作業があります。これを行うことで、印刷面の字やデザインが劣化しにくくなり、長持ちします。水につけても大丈夫です。PETカードも紙のカードに比べればかなり丈夫ではあるのですが、PVCプラスチックカードには劣ります。バーコードを印刷する場合は、かすれたり折れ目がついたりすると、読み込みが出来なくなってしまうおそれがあるので、PVCカードがおすすめです。

PVCプラスチックカードの詳細はこちら

PETカードが適しているメンバーズカード

コストを抑えたいカード

印刷にかかる費用に差はありませんが、やはり材料費そのものに差があります。優先順位として、作成費用の安さが1番にあるならば、PETカードがおすすめです。

大量に発行したいカード

ある程度知名度のあるドラッグストアなどのチェーン店では、コストを重視するとともにたくさん印刷する必要があります。ただし、PVCプラスチックカードも、コスト自体はかかりますが大量に印刷する場合に1枚あたりの費用が割安になります。大量に印刷したい場合のカードの素材選びは、お店を利用しているお客様のニーズや客単価なども併せて考慮する方がいいかもしれません。

早く作りたいカード

弊社の公式サイトではPETカード・PVCプラスチックカードとともに納品まで9営業日となっていますが、PETカードには前述のプレス工程がない分、早く出来上がる可能性があります。お急ぎの方はご相談ください。

PETカードの詳細はこちら

デザインや機能重視なら「PVC」、コスト重視なら「PET」

まとめると、デザインや追加オプションを重視してメンバーズカード自体に価値を持たせたい場合はPVCプラスチックカード、印刷コストを重視して大量に発行したい場合はPETカードがおすすめ、ということになります。それぞれのお店のターゲットや、お店自体のコンセプトに合うメンバーズカードを作り、活用することで売り上げアップにもつながるのです。

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