ポイントカード作成用の機械があるって知ってた?お得に印刷しよう!
公開日:2018/08/31
更新日:2020/05/01
地域密着型のスーパーや雑貨店、美容室などの個人店が、ポイントカードを導入することによって売上を大きく伸ばせる可能性があります。ポイントカードの最大の目的は、顧客の再来店を促し、店を繰り返し利用してもらうことです。さらにポイントカードを作ることによって顧客情報を入手することもでき、顧客ロイヤリティを高くすることもできます。
ポイントを付与すると、売上や利益が減ってしまうのではないかと考えがちです。確かに利益を全く考えずに、利率の良いポイント制度にしてしまうなら、利益を大きく減らすことになりかねません。しかし適度なポイント付与については利益を拡大できる、ということがマーケティングのデータで確証がとれています。
ですから、店舗としてポイントシステムを導入することは、大掛かりな宣伝費を費やすより長期的に顧客を増やし、利益を伸ばすための良い方法です。
では、どのようにポイントカードを導入できるのでしょうか?ポイントカードを店舗で作成できる機械があるのでしょうか?ポイントカード作成用の機械の価格はどれくらいなのでしょうか?ここでは、こうした疑問について解説いたします。
ポイントカードの機械ってあるの?
個人営業で、ポイントカードの導入というと、紙製のカードに印刷をして手軽に作成することが多いでしょう。機械ともなると大きな商業施設や百貨店などで取り入れられているのを想像するかもしれません。
最近では、ポイントカード発行端末という機械が、印刷会社などから販売されているので、それを導入することで店舗やショップでポイントカードの発行が簡単にできるようになります。作成できるポイントカードの種類は、サーマルカードとリライトカードと呼ばれるタイプのポイントカードです。
サーマルカードとリライトカードは、どちらもテレホンカードのような薄いPET樹脂製のカードです。カードタイプは財布に入れるとかさばりますが、紙製カードでは耐久性に問題があります。PET樹脂製のカードはちょうどその中間で、薄くて耐久性もあるカードであるため持ち運びに適していると言えるでしょう。
サーマルカードとは、定期券などに使用される機会が多いカードです。カードへの印刷方法は、サーマル加工されたカードに、専用リーダーライターによって文字部分のみ熱を加え、黒く変色させ情報を表示させます。そのため一度カードに情報を書き込むと消すことができません。カードのスペース全てに印刷が行われた段階で、新しいカードへ変更しなければならないカードです。
例えば、1月2日10P/1月5日20P/1月10日60Pというように書き込みを続けていくことでポイントを把握できるようになります。文字は、黒くはっきりと印字されるので視力の弱い方でもはっきり見られる点が特長です。ポイント形式としては、500円ごとに1ポイント(マーク)ずつ印字するというような単純な形式の方が良いかもしれません。
リライトカードはサーマルカードとは異なり、印刷した情報を書き換えることが可能なカードです。そのため一般的にホテルのルームカードやクリニックの診察券として利用されることが多いカードです。
ポイントカードは、繰り返し利用することを前提としており、ポイントの付与は利用のたびに行うことになります。そのため、ポイントカードを利用する頻度が高い場合は、リライトカードの方が向いていると言えるでしょう。
例えば、最終利用日から1年間の有効期限の場合は、カードを使用するたびに期限を更新しなければならず、さらにポイント数も同時に更新しなければなりません。サーマルカードを利用していると、すぐにスペースがいっぱいになる可能性が高くなります。
リライトカードは、500回ほど書き換えることが可能です。繰り返し使用してもらうためにはリライトカードの方が良いと言えるでしょう。印刷方法は、オフセット印刷とシルク印刷の2種類があります。では、このポイントカードを印刷できる機械の導入価格はどのくらいでしょうか?
導入価格はどれくらいするの?
サーマルカードとリライトカードのどちらにも対応しているポイントカード発行端末は、160,000円ほどで購入できます。スタンドアロンターミナル TCS-209Xがこの価格帯で販売されている端末で、1台でポイントやプリペイド、予約日などの印字を全て行うことが可能であり、さらに識別文字まで印字できます。識別文字とは、接客した店員や担当者を印字することなので、こうした情報が印刷されることで、サービス向上にもつながるでしょう。
ポイントカードを作成するためには端末に加えて、カードを購入する必要もあります。カードの価格は、種類や購入する枚数によって異なります。最も価格や安いのはサーマルカードであり、次が通常のリライトカード、最後にリライトカードより高機能であるロイコリライトカードです。
ロイコリライトカードと通常のリライトカードは、印字できる面の色が異なります。通常のリライトカードは印字面がシルバーですが、ロイコリライトカードはホワイト系であるため、印字できる文字の色やデザインの面で違いが生じます。通常リライトカードは、白濁の文字を印字面に印刷するだけですが、ロイコリライトカードは文字色としてブラックやブルーを選択できます。通常のリライトカードよりもデザインの自由度が高く、見やすいという特徴があると言えるでしょう。
ロイコリライトカードの価格は、表裏1色ずつ1,000枚で104,000円(税抜)、表2色裏1色1,000枚で108,000円、表3色裏1色1,000枚で112,000円というように、色の種類によって価格が変わります。最大で表4色裏1色まで選択できます。また裏表1色ずつ2,000枚であれば168,000円、3,000枚192,000円、5,000枚264,000円と枚数が多くなれば1枚単価が安くなります。
リライトカードもロイコリライトカードと同じく、表の色の種類と枚数によって価格が大きく変わります。表裏1色ずつ1,000枚88,000円、表2色裏1色で92,000円、表3色裏1色で96,000円、表4色裏1色で100,000円です。枚数が表裏1色ずつ2,000枚で140,000円、3,000枚で175,920円、5,000枚で232,000円です。
最後はサーマルカードですが、やはり同じようにカードの表面の色の種類と販売枚数によって価格が変わります。サーマルカード表裏1色1,000枚で66,000円、表2色裏1色1,000枚で70,000円、表4色裏1色で78,000円です。発行枚数は、表裏1色ずつ2,000枚で10,8000円、3,000枚で150,000円、5,000枚で175,000円です。
このようにカードの価格として1番高くなるのは、ロイコリライトカード、2番目がリライトカード、最も安価なのがサーマルカードとなります。ポイントカードの目的によって適したカードを選ぶことができますが、細かなポイント付与が必要な場合はリライトカード以上が望ましいでしょう。
ポイントカード作成機械+ポイントカード(リライトカード)1,000枚で、初期投資額は250,000円ほどで導入が可能です。
まとめ
ポイントカードを紙で作成している方も多いかもしれませんが、他の店舗との差別化を図るために、PET樹脂タイプのカードを導入するのは良い方法です。さらに、ポイントカード発行端末に加えて、顧客管理システムを導入することで、顧客のデータをパソコンにまとめることも可能になります。
会員の購入履歴や購入傾向、集計帳票、販促関連データをいつでも整理できるため、顧客に合わせたDMやイベントの設定なども可能となり、マーケティング能力は飛躍的に向上するでしょう。
ポイントカードの導入は顧客だけでなく、導入する側にも非常に大きなメリットがあると言えるシステムです。
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