磁気カードを磁石に近づけるとダメな理由とは?
公開日:2018/12/22
更新日:2021/09/22
日常生活でも使うことの多い磁気カードですが、磁石に近づけてはいけないとよく言われます。
カードを磁石に近づけるとどんな影響があるのか気になる方も多いのではないでしょうか?
ここではカードと磁石の関係を中心に「磁気付カードとはどんなカードか」「磁気カードを磁石の留めがついているスマホケースに入れるのは良いのか」などを紹介します。
さらに磁気カードが磁石の影響で使えなくなった時の対策もまとめておきますので、正しい知識を身につけておきましょう。
磁気カードとはどんなもの
磁気カードとは、カード内に情報が登録されていて、機械で情報を読み取り、各種サービスを利用するためのカードのことです。
磁気カードとして代表的なものとしては、銀行のキャッシュカードやクレジットカードなどが挙げられます。
この2種類のカードにはそれぞれ、裏面に黒いテープが付いているのがわかると思います。
磁気テープと呼ばれるもので、機械で磁気テープに書き込まれた情報を読み込むというのが基本的な仕組みです。
この他にも企業によっては社員証にカードを採用している場合もあり、私達の生活に密接に関わっている存在と言えるでしょう。
普段意識しなくても私達は頻繁に磁気カードを利用しています。
磁気カードが磁石に弱い理由
磁気カードは磁石に弱いと言われますが、その理由は磁気テープが使われているからです。
磁気カードの裏面に黒いテープが確認できますが、これが磁気テープです。
磁気テープは文字通り磁石のようなものでできていて、必要な情報を保管するために使われています。
つまり磁気テープが正しく機能しないと情報の読み取りができず、カードが使えないという事態になってしまうのです。
この磁気カードは磁石の影響を強く受けるため、近くに磁石があると磁気不良を起こしてしまい、正しく読み取れなくなる可能性があります。
こうなるとキャッシュカードなら銀行ATMでの各種手続きができなくなりますし、クレジットカードならもちろんクレジットでの支払いができなくなります。
磁気テープはいわば磁石の1種なので、別の磁石(磁気)を近づけてしまうとトラブルの原因になると考えておきましょう。
磁気カードはスマホケースに入れて大丈夫?
手帳型のスマホケースにはカードを入れるポケットが備えられていることがあります。
財布とは別にカードを持ち運ぶことができるようになり便利なのですが、カードはスマホケースに入れても大丈夫なのか疑問に感じる方も多いようです。
手帳型のスマホケースはカバーを閉じるためにマグネット、つまり磁石が使われていることが多いため、ICカードとの関係性を正しく理解しておく必要があります。
結論から言うと、入れても問題が少ないカードと、入れない方が良いカードがあります。
たとえばSuicaをはじめとした交通系ICカードは、現在では非接触ICカードとなっていて磁気テープも使われていません。
そのためスマホケースに入れても大きな問題は起きないと言われています。
※交通系クレジットカードは磁気が採用されているため注意が必要です。
スマホケースのみならず、スマホ自体からも強い磁気が発生しているため、このことからもスマホケースに磁気カードを入れることは推奨されていません。
磁気カードが使えなくなってしまった時の対策
磁気カードは磁石の影響をはじめ、なんらかの原因で使えなくなってしまうことがあります。
トラブルが起きた時の対策も覚えておくとスムーズに対応できます。
ここまで紹介してきた磁石の影響で磁気不良を起こした場合ですが、残念ながらこうなってしまうと自分で対策するのは不可能です。
カード会社に連絡するなどして、再発行してもらいましょう。
トラブルを予防するには磁気カードを磁石に近づけないことが重要です。
また、カードが破損してしまったり、磁気テープに大きな傷が付いたり、静電気が原因で故障してしまった場合などもやはり再発行が必要になります。
ICカードが使えなくなった時は、まず再発行を検討しましょう。
ただし、磁気カードが汚れていて読み取りが上手くいかないようなケースはカードを綺麗に拭くことで再度使えるようになる可能性があります。
磁気テープ部分の汚れを優しく拭き取ってみて、使えるかどうか試してみましょう。
まとめ
磁気カードはキャッシュカードやクレジットカードとして使われていることが多く、特徴としてカードに黒い磁気テープが付いています。
磁気テープは磁石の影響を受けやすく、手帳型のスマホケースの磁石が原因で使えなくなることも考えられます。
ICカードは磁石に近づけないように注意することが大切です。
携帯する場合は、手帳型のスマホケースではなく、財布に保管するのがベストです。
万が一磁気カードが使えなくなってしまった場合は、原因にもよりますが多くのケースでは再発行することになります。
すぐにカード会社に連絡し、再発行の手続きを済ませましょう。
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