お手持ちのプラスチックカード（PVCカード）の側面を見ていただけるとわかるかと思いますが、プラスチックカードと呼ばれるものは、白色の素材を使っています。
マットブラックカードは素材自体が黒いので、エッジ（側面）に白い部分が残ることはありません。

この違いが独特の高級感を演出し、見た目もかなり上質なカードになります。

また、黒板カードと言うようにカードの素材自体が黒なので、茶色や濃いグレーなど微妙に違う色でも、他の色は作成することができません。

カードの厚みはプラスチックカード（クレジットカードサイズ）より厚い0.8mmとなり、材質も一般的なプラスチックカード（PVCカード）より固めです。
1枚5gと軽いのにしっかりとした作りで、VIP向けメンバーズカードの作成などに向いています。

PVCカードは表面に光沢があり傷が目立ちやすいですが、マットブラックカードは素材自体がつや消し（マット調）のため、キズが目立ちにくく、比較的キズにも強いと言えます。

マットブラックカードは素材を生かしたカードになるため、印刷することができません。
そのため、箔押し（ホットスタンプ）のみでデザイン表現をしていただきます 。また、追加できるオプションが限られています。
オプション可能なものは、エンボス・サインパネル・ホットスタンプ・ホログラムです。
可変テキストのほか、バーコードやQRコードなど機械と連動して使う人気のオプションには対応していません。
オプション加工は少ないですが、箔押し（ホットスタンプ）でデザインしていくことで、シンプルでラグジュアリーな雰囲気のカードが出来上がります。

つや消しの効果があるため映り込みが少なく、ステンレス素材などような金属的な質感を表現できるのが特徴です。
また、キズが目立ちにくく、比較的キズにも強いと言えます。
手で触った感触もプラスチックカードのようにツルツルではないため、格調あるデザインとして最適です。

ヘアラインカードは、ゴールドとシルバーのみ2色からお選びいただけます。
両面ゴールド・両面シルバー・片面ゴールド・片面シルバーの4種から選べます。

片面ヘアラインの場合は、ヘアラインの反対面がPVCプラスチックカードと同じなので白色になり、ツルツルとした表面になります。

ヘアラインカードは、プラスチックカード（PVCカード）の表面にヘアライン箔を熱圧着したカードなので、クレジットカードサイズと同じ0.76mmの厚みと1枚5gなので、通常のプラスチックカードと同じように扱えます。
金属のような質感なのに金属と違い軽く、厚みのあるしっかりとしたカードで高級感を演出することができます。

ヘアラインの特性上、ヘアラインの上に印刷することができません。そのため、箔押し（ホットスタンプ）のみでデザイン表現をしていただきます 。また、追加できるオプションが限られています。
可能なオプションは、エンボス・サインパネル・ホットスタンプ・ホログラムの4つになります。
片面ヘアラインの場合は、ヘアライン面とは反対面に印刷ができるほか、可変テキストやバーコード・QRコードなど人気のオプションに対応が可能です。